「ボストンテリアと1歳の子供、一緒に暮らして大丈夫?」
そんな不安や疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
特に初めての育児と犬との生活が重なると、「子供にとって安全?」「犬はストレスを感じない?」と心配になりますよね。

我が家には、5歳になるボストンテリアと、現在1歳の娘がいます。正直、最初はドキドキの連続でしたが、試行錯誤しながら少しずつ「子供も犬も安心して過ごせる環境」を整えてきました。
この記事では、我が家の実体験を交えながら、
- ボストンテリアの性格と子供との相性
- 同居する上での注意点や安全対策
- 仲良くなるための工夫
- 成功&失敗から学んだこと
などを、できるだけ具体的にまとめました。
これから赤ちゃんと犬との暮らしを始める方、育児とペットの両立に不安がある方の参考になれば幸いです。
今回は、ボストンテリアと小さな子供がいる家庭で気をつけるポイントや、スムーズに暮らすためのコツを紹介します!
ボストンテリアってどんな犬?子供と相性は良い?
ボストンテリアは、愛嬌たっぷりで表情豊か。
コンパクトな体つきながらも、筋肉質でパワフルな一面を持ち合わせた犬種です。
特徴的な性格
- 明るく社交的
- 甘えん坊で人が大好き
- 好奇心旺盛&元気いっぱい
- 繊細で空気を読む力がある
基本的にはフレンドリーな性格で、子供とも仲良くなれるポテンシャルは十分。
ただし、テンションが上がりやすく、動きが激しい場面もあるため、小さな子供と接するときには注意が必要です。
1歳児との暮らし、気をつけたいポイント
① 子供と犬の「距離感」がカギ
1歳前後の子供は、まだ「優しく触る」「近づきすぎない」といった力加減や配慮が難しい時期です。
実際、我が家の娘も最初の頃は、興味本位で愛犬の耳やしっぽを強く引っ張ってしまうことがありました。
犬にとってもそれはストレス。嫌な経験をすると、「子供=怖い存在」と認識してしまうこともあります。
我が家でやったこと
- 最初はベビーゲートで完全に空間を分ける
- 徐々にお互いの存在に慣れさせる
- 子供に「やさしくなでる」を教える(大人が一緒に手を添えて)
犬と子供、どちらかがストレスを感じるような状況は避け、**「無理に仲良くさせない」**というのが大事なポイントでした。
② 愛犬の「安心できる場所」を確保する
赤ちゃんが生まれると、家の中が一気に慌ただしくなります。突然の泣き声、大人の出入り、赤ちゃん用のおもちゃ…。
犬にとっても「変化の連続」で疲れてしまうことがあります。
おすすめの対策
- 犬専用のスペース(クレートやベッド)を用意する
- 子供が立ち入れない場所に配置
- 家族も「ここは犬の休憩ゾーン」と認識する
我が家では、リビングの隅にクレートを置き、その周囲にベビーゲートを設置。愛犬が「ここにいれば安心」と感じられるようにしました。
結果、娘が歩き回っていても、犬が自分のペースで落ち着ける空間をキープでき、トラブルは激減しました。
安心して過ごすための「安全対策」
① ベビーゲート&サークルの活用
空間を区切ることで、犬が興奮して子供に飛びついたり、子供が犬にしつこく触ったりするのを防げます。
我が家では、
- キッチンの入口
- 廊下への出入口
- 犬の休憩スペース
など、生活の動線に応じて複数のゲートを使い分けています。
② 滑り止めマットは必須!
特にフローリングは犬にとって滑りやすく、関節への負担が大きいです。子供が転倒するリスクもあります。
ジョイントタイプのマットをリビング全体に敷いたところ、
- 犬の足腰への負担が減った
- 娘の転倒が激減
- 食べこぼしの掃除も楽!
と、良いことづくめでした。
③ 食事の時間はしっかり分けて
1歳の子供が食事中にポロポロ落とす食べ物に、犬が飛びつく…というのはよくあること。
でも、人間の食べ物は塩分や糖分が多く、犬の健康を損なう可能性もあります。
我が家では、子供の食事中は犬をサークルに入れるルールにしています。
食後に少しだけボーロやドッグフードをあげて「待ってて偉かったね!」と声をかけることで、犬も納得してくれるようになりました
子供と犬が仲良くなるためにできること
一緒に遊ぶ時間を「大人が」つくる
犬と1歳児が勝手に仲良くなることは、ほぼありません。大人が間に入りながら「楽しい時間」を提供することで、信頼関係が少しずつ築かれていきます。
我が家でよくやる遊び
- ボールを大人が投げて、犬が追いかけるのを見て喜ぶ
- 犬が「おすわり」したら子供と一緒に拍手!
- 子供が手におやつを持って、大人が誘導して犬に渡す(※安全な範囲で)
無理に触らせたり、一緒に寝かせたりする必要はありません。「犬ってかわいいね」「一緒にいると楽しいね」という気持ちを育ててあげるのが一番大切だと感じています。
犬と遊ぶ楽しさを子供が学べば、自然と仲良しになれます!
最後に:無理しない、比べないが合言葉
SNSでは「赤ちゃんと犬が仲良く寄り添って寝てる」なんて微笑ましい写真もよく見かけますが、現実はなかなかそんなにスムーズにはいきません。
実際、我が家も娘が0歳のころは犬がストレスで体調を崩したり、夜中に吠えて起きることもありました。逆に、娘が犬の動きにビックリして泣いてしまうことも。
でも、焦らずゆっくり「お互いを知る時間」を重ねていくうちに、今では、
- 娘が犬の水を替えてくれる
- 犬が娘の昼寝中そばに静かに寄り添う
といった、優しい関係が少しずつ生まれてきています。
まとめ
ボストンテリアと1歳児の同居生活は、想像以上に工夫と根気が必要ですが、それ以上に「かけがえのない時間」が得られる体験でもあります。
大切なのは、
✅ 無理に仲良くさせないこと
✅ 犬にも子供にも安心できる居場所をつくること
✅ 大人が常に見守りながらサポートすること
最初はバタバタの連続でも、気づけば家族の絆が深まっている…そんな毎日が待っていますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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