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ボストンテリアの子犬を迎える前に知っておきたい5つのこと

「ボストンテリアの子犬を迎えたい!」
その気持ち、すごくよくわかります。まんまるな目、短い鼻、コンパクトな体に人懐っこい性格…見れば見るほど魅力的な犬種です。

べべまる

可愛さに惹かれて衝動的に迎えてしまうと、後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。

でも、いざ一緒に暮らし始めると、想像以上に大変なこともたくさんあるんです。

「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、子犬を迎える前の準備はとても大切。特にボストンテリアは個性的な性格と体質を持っているため、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、実際にボストンテリアと暮らしている飼い主の目線で、失敗しないために知っておきたい5つの準備をご紹介します。

目次

1. ボストンテリアの性格を正しく理解しよう

まずは、性格をしっかり理解することが何より大切です。

ボストンテリアは一言で言えば、「明るくて賢くて甘えん坊」。とても人懐っこく、家族に対する愛情も深い犬種です。

その反面、好奇心旺盛でエネルギーもたっぷり。子犬の時期はとくに“やんちゃ”という言葉がぴったりです。ぬいぐるみをかじったり、部屋中を走り回ったりするのは当たり前。

また、「人と一緒にいることが大好き」という特性もあり、長時間の留守番が苦手な子も多いです。さみしさがストレスになって、吠えたり、家具をかじってしまうことも…。

我が家のボストンテリアも、留守番が長くなると不安からか、クッションを引きちぎるような行動がありました。

なので、共働き家庭や、日中誰も家にいない生活スタイルの方は、ペットカメラを設置したり、安心できる環境を整えてあげる工夫が必要です。

2. 初期費用と維持費をしっかり確認しよう

子犬を迎えるには、想像以上にお金がかかります。

私自身、正直こんなにかかるとは思っていませんでした…。

▼ 初期費用の目安(合計:約15〜55万円)

  • 子犬の購入費用:10〜50万円(ブリーダーや血統によって変動)
  • ワクチン接種・健康診断:1〜2万円
  • 必要なグッズ:3万円程度(ケージ、ベッド、食器、トイレ、リードなど)

そして、毎月のランニングコストも馬鹿になりません。

▼ 維持費の例(月あたり)

  • フード代:4,000〜6,000円
  • トイレシーツや消耗品:2,000円
  • 医療費(予防接種、健康診断):年間2〜5万円
  • トリミング(希望者):月5,000円程度

特にボストンテリアは目や皮膚のトラブルが起こりやすい犬種としても知られており、医療費が高くつくケースも。

うちの子もアレルギー性皮膚炎があり、月に一度の通院とお薬が欠かせません。ペット保険にも入っていますが、それでも負担はゼロにはなりません。

べべまる

経済的に余裕のある状態で迎えることが、お互いの幸せの第一歩です。

3. 子犬のしつけは「褒める」が基本

「小型犬だから、しつけはそこまで厳しくなくても…」と思っていませんか?

それは大きな誤解です。

ボストンテリアは非常に頭が良く、飼い主の表情や声のトーンにとても敏感です。だからこそ、正しいタイミングで褒めることが、しつけ成功のカギになります。

▼ しつけの基本ルール

  • 「ダメ!」ばかりではなく、「いい子だね!」をたくさん伝える
  • 成功したらすぐに褒める(タイミングが命)
  • ごほうび(おやつや遊び)を上手に活用
  • 短時間でも毎日継続することが大切

一方で、怒鳴ったり、体罰を与えるようなしつけは絶対にNGです。ボストンテリアは繊細な一面もあり、「信頼関係」が壊れてしまうと、言うことを聞いてくれなくなることもあります。

ちなみに、トイレのしつけは最初の3週間が勝負です!

うまくいったときに思いっきり褒めてあげれば、あっという間に覚えてくれる子が多いですよ。

4. 室内の安全対策を徹底しよう

「ボストンテリアは室内飼いが基本」と言われる通り、室内で安全に暮らすための準備がとても大切です。

▼ 必須の安全対策

  • 滑り止めマットを床に敷く(関節保護のため)
  • 誤飲しそうなものを片付ける(コード、靴下、おもちゃなど)
  • ソファやベッドからの落下防止(ステップや柵の設置)

特に、ジャンプ好きなボストンテリアはソファの上り下りが大好き。でもその衝撃が足腰に負担をかけてしまい、膝蓋骨脱臼などのケガにつながる可能性もあります。

我が家では、ソファの高さに合わせたステップを設置。最初は戸惑っていたけど、今では上手に使ってくれています。

また、キッチンや玄関にはゲートを設けて、危険な場所には入れないようにしています。

5. 「一緒の時間」をなによりも大切にしよう

最後にお伝えしたいのは、「一緒に過ごす時間」の大切さです。

ボストンテリアはとにかく人が大好き。ひとりでのんびりするより、飼い主のそばでくっついている時間の方が幸せなのです。

そのため、忙しくて構ってあげられないと、孤独や不安から問題行動を起こすこともあります。

▼ 忙しい人におすすめの工夫

  • スキンシップの時間を1日15分でも取る(なでる、話しかける)
  • ペットカメラで外出中も見守れるようにする
  • 留守番時には知育玩具やぬいぐるみを用意する)

子犬の頃から「あなたが大好き」という気持ちを毎日伝えていくと、安心感のある落ち着いた性格に育ちます。

お互いに信頼関係を築くうえでも、たとえ短い時間でも一緒に過ごす時間を大切にしてくださいね。

まとめ|ボストンテリアの子犬を迎える前に「準備8割」で差がつく!

いかがでしたか?

今回は、ボストンテリアの子犬を迎える前に知っておきたい5つのポイントを紹介しました。

  • 性格を理解しておく
  • 費用面をしっかり確認
  • しつけの準備をする
  • 家の環境を整える
  • 一緒に過ごす時間を確保する

子犬を迎える前にこれらを意識しておけば、トラブルを防ぎ、楽しい犬との生活がグッと近づきます。

ボストンテリアは、愛情を注いだ分だけしっかり返してくれる最高のパートナー。だからこそ、最初の一歩で失敗しないように、じっくり準備を整えて迎えてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

福岡県在住。30代の新米ママ。
同い年の夫、天真爛漫な娘、我が強いボストンテリアの4人家族です。
気になる話題やお役立ち情報をまとめています。
皆さまのお役に立てたら嬉しいです^_^

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