朝、園に送っていって、
「いってらっしゃい」
と長女と離れる。
そして夕方、お迎えに行くと、
「ママー!」
と走ってきてくれる。
べべまる我が家には現在、2歳9ヶ月の長女と0歳10ヶ月の息子がいます。
長女は毎日園に通っていて、息子はまだまだ手のかかる0歳。
そんな2人を育てている中で、最近よく思うことがあります。
長女って、毎日本当に頑張ってるんだろうな。
まだ生まれて3年も経っていないのに、
朝になったら家を出て、
ママやパパと離れて、
先生やお友達と過ごして、
集団生活の中で一日を過ごす。
もちろん、園は楽しい場所だと思います。
大好きな先生もいるし、お友達もいる。
家ではできない経験もたくさんさせてもらっています。
でも、楽しいことと頑張っていないことは別ですよね。
大人だって、仕事が好きでも家に帰ったらホッとします。
だから最近は、
「園で頑張っている分、家では思いっきり甘えてもいいんじゃない?」
と思うようになりました。
しかも家に帰ると、そこには0歳の弟がいる。
ママが弟を抱っこしている。
弟のお世話で手が離せない。
今まで自分だけのものだったママやパパを、弟と分け合う場面も増えました。
そう考えると、長女は園でも家でも、2歳なりにたくさん頑張っているのかもしれません。
以前の私は、
「園では自分でできてるんだから、家でも自分でやってよ」
と思うこともありました。
でも今はむしろ逆。
外で頑張っているからこそ、家では頑張らなくていい。
家くらいは、
「ここなら甘えていい」
「ここなら力を抜いていい」
と思える場所にしたい。
今回は、2歳の長女と0歳の息子を育てる私が、「家では甘えてもいい」と思うようになった理由について書いてみたいと思います。
※この記事は、我が家での子育てを通して感じていることを書いたものです。「園に通う子どもは家で甘やかすべき」という意味ではなく、一つの家庭の考え方として読んでいただけたら嬉しいです。
2歳って、考えてみたら毎日すごく頑張っている
園に通うことが当たり前になると、つい忘れてしまいます。
でも改めて考えてみると、
2歳で毎日家族と離れて過ごすって、結構すごいことですよね。
朝起きて、
着替えて、
ご飯を食べて、
園へ行く。
そこから何時間も、ママやパパとは別の場所で過ごします。
お友達と遊ぶ。
おもちゃを貸したり借りたりする。
順番を待つ。
先生の話を聞く。
みんなと一緒にご飯を食べる。
お昼寝する。
大人からすると日常の一つひとつも、まだ2歳の長女にとってはたくさんの経験の積み重ねです。
思い通りにならないことだって、きっとあります。
使いたかったおもちゃをお友達が使っている。
まだ遊びたいけれど次の活動が始まる。
ママに会いたくなっても、すぐには会えない。
そう考えると、
小さな社会の中で、この子なりに毎日頑張っているんだな
と思います。
園ではできるのに、家では「ママやって!」
不思議なのが、
園ではできていることを、家ではやってくれないこと。
自分でできるはずなのに、
「ママやって!」
着替えも、
「できない!」
ご飯も、
「食べさせて!」
そして、とにかく、
「抱っこ!」
以前の私は、
「園ではできてるんでしょ?」
と思っていました。
先生から、
「自分で上手にできていますよ」
なんて聞いた日には、
「じゃあ家でもやってよ!」
と思うこともありました。
できるのにやらない。
甘えている。
そんなふうに見えていたんです。
でも最近は、
「できるけど、家ではやってほしい」のかもしれない
と思うようになりました。
家に帰ると、今度は「お姉ちゃん」になる
長女にとって、園から帰ったら完全に何も頑張らなくていいかというと、そうでもありません。
家には0歳10ヶ月の弟がいます。
弟はまだ、
抱っこ。
ご飯。
着替え。
オムツ。
寝かしつけ。
と、どうしても大人の手がたくさん必要です。
私が息子を抱っこしている横で、
長女が待っていることもあります。
息子が泣いたら、そちらを優先しなければいけないこともあります。
そんなとき、長女は自分から何も言わなくても、きっと我慢していることもあると思います。
園では一人の2歳児として頑張って、
家に帰ると今度は「お姉ちゃん」。
そう考えると、
家ではもっと甘えてもらってもいいんじゃないか
と思うようになりました。
「お姉ちゃんなんだから」は、なるべく言いたくない
下の子が生まれると、上の子は急に「お姉ちゃん」になります。
でも、娘自身が急に大きくなったわけではありません。
まだ2歳。
それなのに、
「お姉ちゃんなんだから」
「もう自分でできるでしょ」
と求めすぎてしまったら、しんどいかもしれません。
もちろん、できることが増えたことは嬉しい。
自分でやりたい気持ちも大切にしたい。
でも、
「できる」と「甘えたい」は両方あっていい。
今はそう思っています。
「できる」と「やってほしい」は別なのかもしれない
大人だってそうですよね。
自分でできることでも、
疲れていたら誰かにやってほしいことがあります。
しんどい日は、ご飯を作ってもらえたら嬉しい。
落ち込んでいる日は、誰かに話を聞いてほしい。
何もしたくない日だってあります。
だから子どもも、
「できるんだから自分でやる」
だけじゃなくていいのかもしれません。
園では頑張って自分でやった。
だから家に帰ったら、
「ママやって」
と言いたい。
そんな日があってもいい。
そう思えるようになってから、
「できるでしょ!」
と言うことが少し減りました。
家まで「頑張る場所」にしなくていい
私は以前、
子どもの自立のためには、
「自分でできることは自分でさせた方がいい」
と思っていました。
もちろん、今も自分で挑戦する経験は大切だと思っています。
「自分でやる!」
と言っているのに、
「遅いからママがやるね」
と全部奪ってしまうのは違う。
でも、
本人が「今日はやって」と言っているなら、やってあげてもいいんじゃないか。
今はそう思っています。
外で一日頑張って、
家に帰ってきても、
「自分でやりなさい」
「ちゃんとしなさい」
「早くしなさい」
ばかりだったら、疲れちゃいますよね。
だから家くらいは、
頑張らなくても受け入れてもらえる場所
にしたいと思っています。
お迎え後に機嫌が悪くても「今日も頑張ったんだな」と思いたい
お迎え後。
なぜか機嫌が悪い日ってありませんか?
せっかく会えたのに、
「イヤ!」
ちょっとしたことで泣く。
帰りたくない。
抱っこしてほしい。
家に着いたら、また泣く。
以前は、
「なんでお迎えに来たのにそんなに機嫌悪いの?」
と思うこともありました。
でも今は、
もしかしたら一日頑張っていたものが、ママに会って一気に出てきたのかな
と考えることがあります。
本当の理由は子どもにしか分かりません。
ただ、
「わがままになった」
と捉えるより、
「今日は疲れたのかな」
と思った方が、私自身も優しくなれます。
ママに会った瞬間に力が抜けて、
泣いたり、
怒ったり、
甘えたりできる。
もしそうなのだとしたら、
それはそれで、
家やママを安心できる存在だと思ってくれているのかな
なんて思っています。
帰宅後は、弟より先に「ママ!」となる日もある
家に帰ると、0歳の息子のお世話が待っています。
でも長女も一日ママと離れていたわけで、
帰ってすぐ、
「抱っこ!」
「ママ、見て!」
「ママ、こっち来て!」
となる日があります。
そんなとき、
息子も泣いている。
夕飯も作りたい。
荷物も片づけたい。
正直、カオスです(笑)。
以前なら、
「ちょっと待って!」
を連発していました。
今ももちろん言います。
でも最近は、できるなら最初にほんの少しでも、
「おかえり」
「今日も頑張ったね」
とぎゅっとする時間を作りたいと思っています。
たった数分でも、
「ママにちゃんと戻ってこられた」
と感じてもらえたらいいなと思うからです。
家では「抱っこして」にできるだけ応えたい
園から帰ってきてから、
「抱っこ!」
と言われることもあります。
夕方って、一番忙しい時間です。
夕飯を作らなきゃ。
息子のお世話もしなきゃ。
洗濯物もある。
お風呂も入れなきゃ。
だから正直、
「今抱っこ!?」
と思います。
でも最近は、できる状況なら、一度抱っこするようにしています。
ほんの少しでもいい。
「おいで」
と抱っこして、
ぎゅっとする。
意外とそれだけで満足して、
すぐ遊び始めることもあります。
そんな姿を見ると、
この子が欲しかったのは、
「ずっと抱っこしてもらうこと」ではなく、
「ママに受け止めてもらった」という安心だったのかもしれない
と思います。
ただし、家では何でも好き放題という意味ではない
「家では甘えていい」
と言っても、
何でも好き放題させるという意味ではありません。
お菓子をずっと食べたい。
YouTubeを何時間でも見たい。
危ないことをしたい。
弟を叩いた。
そんなことまで、
「園で頑張ったからいいよ」
にはできません。
我が家でも、ダメなことはダメと伝えます。
でも最近は、
行動を止めることと、気持ちを否定することは分けたい
と思っています。
「YouTubeもっと見たかったね。でも今日はここまでにしよう」
「まだ遊びたかったね。でももう帰る時間だよ」
と、
「そうしたかった」という気持ちは受け止める。
全部の要求を叶えることはできなくても、
気持ちを受け止めることはできる。
その違いを大切にしたいと思っています。
子ども自身に決めてもらうことも増えた
最近の我が家では、
「甘えを受け止める」と同時に、
自分で決めてもらうこと
も大切にしています。
一見、反対のように見えるかもしれません。
甘えさせるなら親がやってあげる。
自立させるなら自分でやらせる。
でも私は、どちらもあっていいと思っています。
甘えたいときには甘えていい。
でも、自分で決めたいことは自分で決めていい。
例えば服なら、
「今日はこれ着て」
ではなく、
「こっちとこっち、どっちがいい?」
YouTubeなら、
一方的に消すのではなく、
「このお話が終わったらおしまいでもいい?」
と聞く。
実際、YouTubeについてはこれを続けていたら、長女自身が、
「これが終わったらいいよ」
と言うようになりました。
そして動画が終わると、
「終わったよ」
と教えてくれるようになったんです。
この経験から私は、
子どもって、こちらが思っている以上に自分で考えられるんだ
と感じました。
家は「何をしても許される場所」ではなく「何があっても戻れる場所」
私が作りたいのは、
何をしても怒られない家ではありません。
悪いことをしたら注意する。
危険なことは止める。
人を傷つけたら、それはいけないと伝える。
そういうことは親として必要だと思っています。
でも、
失敗したから嫌いになる。
言うことを聞かなかったから味方じゃなくなる。
できなかったから愛されない。
そんな場所にはしたくありません。
私が子どもたちに伝えたいのは、
「何をしてもいいよ」ではなく、「何があってもあなたの味方だよ」
ということです。
悪いことをしたら一緒に考える。
失敗したらやり直す。
外で傷ついたら帰ってくる。
家は、
何でも許される場所ではなく、何度でも戻ってこられる場所。
そんな場所にしたいと思っています。
安心して帰れる場所があるから、外で挑戦できると思う
これから長女が大きくなると、世界はもっと広がっていきます。
園から小学校へ。
友達との関係も複雑になる。
勉強も始まる。
習い事をするかもしれない。
好きなことができて、何かに挑戦するかもしれない。
当然、うまくいかないこともあります。
失敗する。
恥ずかしい思いをする。
友達とうまくいかない。
自信をなくす。
そんな日もきっと来ます。
息子もこれから少しずつ家の外の世界へ出ていきます。
そのときに2人とも、
「でも私には、僕には、帰れる場所がある」
と思っていてほしい。
どれだけ失敗しても、
ママとパパは自分の味方。
そう思える場所があるから、
「もう一回やってみようかな」
と思える。
私はそんなふうに考えています。
だから今、まだ小さいうちから、
「抱っこして」
に応えたり、
「悲しかったね」
と受け止めたり、
「どうしたい?」
と聞いたりする。
一つひとつは本当に小さなことです。
でも、その積み重ねが、
「私は大切にされている」
という感覚につながっていってくれたら嬉しいです。
ママだって、家では頑張りすぎなくていい
そしてこれは、子どもだけではありません。
私自身も、家では頑張りすぎなくていい。
そう思っています。
2歳と0歳を育てながら、
子どもの気持ちを全部受け止めなきゃ。
いつも優しいママでいなきゃ。
栄養のあるご飯を作らなきゃ。
家もきれいにしなきゃ。
下の子のお世話もしなきゃ。
そんなことを全部完璧にしようとしたら、私には無理です。
余裕がなくなれば、
「早くして!」
も言います。
抱っこできない日もあります。
疲れてYouTubeに頼る日だってあります。
それでもいい。
私は、ママが笑っていることも、家庭の安心感の一つだと思っています。
だから、子どもだけではなく、
私自身も家では少し力を抜く。
子どもたちと一緒に笑えるくらいの余裕を残しておく。
それも、今の私が大切にしたい子育ての一つです。
まとめ|家では「頑張らなくても愛される」と思ってほしい
園で毎日頑張っている2歳の長女。
そして家では、0歳の弟とママやパパを分け合いながら過ごしています。
以前の私は、
「園ではできているんだから、家でもやって」
と思うことがありました。
でも今は、
園で頑張っているからこそ、家では甘えていい
と思っています。
自分で着替えられるけど、
「ママやって」
と言っていい。
歩けるけど、
「抱っこして」
と言っていい。
悲しかったら泣いていい。
疲れたら甘えていい。
そして元気になったら、
また自分でやればいい。
家までずっと頑張らなくていい。
私は長女にも、これから大きくなっていく息子にも、
「何かができるから愛される」のではなく、「何もできない日でもあなたは大切」
と思っていてほしいです。
これから先、私がずっと子どもたちのそばにいて、すべての失敗から守ってあげることはできません。
むしろ、守れないことの方がどんどん増えていくと思います。
だからこそ、
外で何があっても、
「家に帰ろう」
「ママとパパに話そう」
と思ってもらえる関係を作っておきたい。
何があっても、帰っておいで。
そんなことを言葉だけではなく、毎日の小さな関わりの中で伝えていけたらいいなと思っています。










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